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2018年12月、金沢港に着岸しようとした韓国の貨物船が強風にあおられ、コンテナを運ぶガントリークレーンに衝突。
クレーンは損傷が激しく、今も使えない状態です。

このクレーンを所有するのは石川県。
石川県は船を所有する韓国の企業に修理費3億5000万円の全額負担を求めました。しかし…。

<韓国企業側の弁護士>
「保険の範囲でしか支払えない」

企業側の弁護士が示した金額は保険で支払うことができる1億円ほど。
石川県が要求している額の3分の1にも届きません。

交渉は平行線をたどったまま、事故から1年がたとうとしています。

石川県は修繕費用を一旦県側で支払うための予算を盛り込んだ補正予算案を議会に提出。
大切な税金を注ぎ込まざるを得なくなった事態に、谷本知事は怒り心頭です。

石川県は今後韓国企業側に対し、損害賠償請求を起こす方針です。