中国はアメリカとロシアの戦略核兵器の削減条約「新START」への参加について、イギリスとフランスを加えた5カ国であれば参加する可能性を示唆しました。

 中国外務省は「アメリカ、ロシアと3カ国での交渉への参加は拒否したが、国際社会の核軍縮への参加を拒否したわけではない」と強調しました。来年2月に期限が切れる新STARTを巡っては、ロシアのプーチン大統領が中国の参加に反対せず、イギリスやフランスなども参加するべきだと呼び掛けたことに対して、中国は「非常にいい発言だ」と評価しました。一方、アメリカに対しては「核兵器を大幅に削減して他の国が多国間の核軍縮交渉に参加できる環境を作るべきだ」と牽制(けんせい)しました。

10/23(金) 23:35配信 記事元 ANN
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