第6章 ソシオパスの影響圏を脱出する──自分を守る10 のガイドライン
生き物たちの共感能力
ソシオパシーという心の監獄
ソシオパスと戦うための10 のガイドライン
1 相手の正体を正しく理解する
2 自分は正しき側に立ち、最後まで戦い抜く決意を固める
3 戦いの前提を変えて同じルールで戦わない
4 目的の達成に集中する
5 望みのものを与えてはならない
6 自分一人だけではない
7 戦いは一生続くものではないが、辛抱強く向き合う
8 パニックにおちいってはならない
9 体調管理を忘れない
10 ソシオパスの暴力から身を守る
ソシオパスが抱える二つの弱点

第7章 ソシオパスとナルシシスト──反社会性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害
自分しか愛せない者たちの心の世界
他人の感情を感じ取る〞能力が欠落した人たち
適度な自己愛と病理的な自己愛
自己愛性障害か、それとも社会病質か
ナルシシストに感染〞しやすい人たち
三つの特徴でソシオパスを見極める
熱い〞ナルシシストと冷たい〞ソシオパス
永遠に埋まらないソシオパスの心の穴


著者紹介
スタウト,マーサ(スタウト,マーサ/Stout,Martha)
1953年生まれ。米国のマクリーン精神病院で研修、ストーニーブルック大学で
博士号取得。ハーバード・メディカルスクール精神医学部で、心理セラピストとして
25年以上患者の治療続ける。現在はボストンで開業、臨床心理学者として心的外傷、
心的外傷後ストレス障害、自殺念慮を専門にカウンセリングを行っている。
『良心をもたない人たち』(草思社)は「ベターライフ・アワード」を受賞
(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に
掲載されていたものです)