太平洋戦争中の日本軍の戦争犯罪を告発するためのゲーム「ウェンズデイ」がついに姿を表わす。これと関連してゲーム開発会社ゲームブリッジは来る12月1日「ウェンズデイ」の韓国語バージョンを「Steam」で発売すると明らかにした。

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提供=ゲームブリッジ

「ウェンズデイ」はインドネシアのアンバラワ収容所をモチーフにしたサトキン島唯一の生存者「スンイ」ハルモニが1945年に戻って同僚を助けるアドベンチャーゲームだ。

「過去に戻ることができたら必ず同僚を救いたい」という故キム・ボクトン、ハルモニの話に感銘を受けて製作に着手し、日本軍慰安婦など過去の戦争犯罪に対する歴史的真実を世界に知らせることが目的だ。

ゲームブリッジ側は収益の50%を正義記憶連帯戦時性暴行再発防止事業に寄付すると明らかにしたことがある。実際、同ゲームは過去「G-STAR 2020」インディショーケースにも出品されて国内ゲーム ファンから多くの関心を集めた。

多少暗い雰囲気と実際の歴史を基盤とする点で「返校: Detention」(台湾の赤燭遊戲が開発したホラーゲーム)を連想させる、という意見が多く、慰安婦など悲劇的な歴史の真実を知らせるという開発意図に多くの人々が共感を示した。

ただし発売に至るまでの過程は決して順調ではなかった。9月、「ウェンズデイ」のCBTを進めて総点8/10と肯定的な評価を受けたが、コロナ19拡散と開発資金不足により難航した。そのため、貸し出し型クラウド ファンディングの満期を1年延長するデファン・ファンディングを開かなければならなかった。幸い投資家とゲーマーがこれらの呼び掛けに肯定的回答をして目標金額を達成、発売のための歩みを継続することができた。

ゲームブリッジのト・ミンソク代表は「『ウェンズデイ』は今年初め、私どもの企画意図に同感した3,500人余りのゲーマーがタンブルバック クラウド ファンディングに参加したゲーム」としながら「2度の発売延期の末、いよいよ世の中の光を見ることになっただけに、新たな始まりを共にして下されば大きな力になります」と話した。

ビョン・ドンフィ記者

ソース:京クゲームス(韓国語)[クリック!ホットゲーム]歴史の真実入れたゲーム‘ウェンズデイ’ 12月1日発売
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