「中韓海洋境界画定会議」が開催…「依然、意見の一致ならず」
3/5(金) 13:08配信
WoW!Korea
https://news.yahoo.co.jp/articles/7057e303151dd574d48118cc5a42213094882b0c
第8回の「中韓海洋境界画定会議」が局長級会談のかたちで、きのう(4日)オンライン会議
として開かれた。
韓国側からは外交部(外務省)のイ・ジャヒョン国際法律局長が、中国側からは外務省の
王暁渡 黄海業務大使が参席した。
中韓双方には、黄海の排他的経済水域(EEZ)をとりまく対立がある。
国連海洋法協約上 沿岸国は沿岸から最大200カイリ(約370キロメートル)までEEZを設定
できる。
しかし 中韓間は最も狭いところは184カイリ、最も広いところでも400カイリにもならない。
中韓両国が設定できるEEZが相当部分 重なってしまう状況である。
韓国は、各海域の等距離に中間線を引くという立場である。
国際法上 通常 使用されている方法でもある。
一方 中国は大陸棚・海岸線の長さ・人口数など いわゆる「衡平性」を考慮して
EEZの境界を定めるべきだという立場である。
中韓双方は2015年12月に第1回の次官級会談を始め、これまで海洋境界画定会談
を開いているが、依然として意見の一致がなされずにいる。