彼は"韓国代表団は戻ってイランの凍結資金を解除する(アメリカの)許可を受けてくると約束した"と話した。

また、韓国が凍結資金を解除できない場合を備えて法的措置のための予備作業をしていると警告した。

これと関連して、チェ・ヨンサム外交部スポークスマンは14日ブリーフィングで"救急車を輸入、導入することを願うという
イラン側提案があったことは事実"と話した。

外交部当局者はこの日記者たちと会って"(イランが)救急車導入を希望してきたので今回協議があった"として"イラン秘書室長
が新たに私たちが(救急車を)提案したといったがこの部分は事実と違う"と話した。

凍結資金解決法で私たちが救急車購買を提案したのでなくイラン側提案を受けて関連議論をしたという説明だ。

外交部一部ではイランが両国間協議内容を一方的に歪曲して公開したことに対してあきれる雰囲気も読まれる。

韓国の銀行2ヶ所(ウリ銀行. IBK企業銀行)に開設されたイラン中央銀行名義の韓国ウォン口座には約70億ドル(7兆8千億ウォン)
に達するイラン石油輸出代金が預置された。

韓国とイランは米財務部承認を受けて2010年からこの口座を通じてドルで直接取り引きしない物品代金を決済した。

しかしドナルド トランプ米政府が2018年5月核合意(JCPOA・包括的共同の行動計画)を破棄してテロを支援するという理由で
イラン中央銀行を制裁対象に上げてこの口座の運用が中断されてイランの資金が凍結した。

この口座をずっと運用すれば韓国の二つの銀行はアメリカの2次制裁(セカンダリーボイコット)に抵触して制裁対象になることができるためだ。

(2/2)おわり