毛沢東と雀のお話がある。
毛沢東が田園を視察していたところ、雀がお米を食べてるのを見て、
「あの雀は悪いやっちゃなあ」と言ったかどうかは知らないけど、
雀は害鳥だ、雀に食べられるお米がなくなったら、もっと米の生産量は上がるに違いないとお役人さん達考えたらしい。
雀をやっつけろとその頃の中国お得意の人海戦術で雀を11億羽(?)もの数、殺したらしい。
これで米を雀に食べられることがなくなったと喜んだのもつかの間、逆にイナゴなど害虫の大発生で米は壊滅的な被害を受けてしまった。
実は、雀は米を食べる以上に、害虫を食べていてくれたのだ。
このことに天災も加わり大飢饉を起こし、その後大躍進政策による餓死者は正確な数は判っていないらしいが、日本の人口3分の1にも及んだらしい。


中国、イナゴ退治に全力、五輪“妨害”を未然防止 すずめ ねずみ、の次はイナゴ大虐殺作戦
2008.7.