【日韓関係】もはや韓国とは「基本的価値を共有」していない 外務省サイト「基礎データ」更新が大波紋★[03/04]1◆もはや韓国とは「基本的価値を共有」していない 外務省サイト「基礎データ」更新が大波紋
2015年は日韓国交正常化50年の節目のはずだが、日中関係と比べて日韓間の
「雪解け」は難しそうだ。 外務省の国別基礎データのページで、これまで韓国の項目にあった
「基本的価値を共有」という表現が姿を消し、単に「最も重要な隣国」となったからだ。
この更新は、最近の安倍晋三首相や岸田文雄外相の演説内容を反映したものだ。
日韓の間には、いわゆる従軍慰安婦問題や産経新聞の前ソウル支局長の
出国禁止問題など課題が山積だ。こういった問題への韓国政府の対応に日本側が業を煮やした結果、
表現が変化したとの見方もある。
■「我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有」
内容の変化が注目されているのは、外務省がウェブサイトで国別に公開している
「基礎データ」の韓国のページ。
面積や人口といった一般的な事柄に加えて、南北関係や経済情勢など多岐にわたって
解説されている。その中で注目されているのが、「二国間関係」の「政治関係」の項目だ。
これまでの、 「韓国は、我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する
重要な隣国であり、近年、両国の関係は、一層の深みと広がりを見せている」
という記述が、3月2日には、 「韓国は、我が国にとって最も重要な隣国であり、近年、両国の関係は、
一層の深みと広がりを見せている」 に更新された。かなり早い段階で更新に気付いた新潟県立大の浅羽祐樹准教授は、
この更新についてツイッターで、 「単に削除したのではなく、『お前らの体制は自由でも民主主義でもないので、
オレたちとは基本的価値を共有していない』ということですからね。