『万葉集』には「東歌」「防人歌」という、明確に庶民階層のものとされる歌の一大集団が存在する。

ちなみに、『古今和歌集』の「詠み人知らず」の大半も、最下級の官人や庶民のものが相当数紛れ込んでいるとされる。