https://i.imgur.com/Qgh2drS.jpg

【ソウル聯合ニュース】イーマートやロッテマートなどの韓国の大手スーパーでは２０１１年に東京電力福島第１原発事故が発生して以降、日本産の水産物を販売せず、ロッテ百貨店や新世界百貨店など大手デパートでもほぼ同時期から扱っておらず、今後も扱わない計画であることが１３日、分かった。

　流通業界の関係者によると、大手のスーパーやデパートなどは、福島原発事故が発生し、水産物の放射能汚染への懸念が高まったことを受け、日本産の水産物を扱わず、国産やそのほかの地域からの輸入で代替してきた。原発事故以前は、タチウオ、スケソウダラ、タイ、サンマ、ホタテなど国内で消費が多い水産物の多くが日本産だったという。

　また消費者の不安などを考慮し、今後も日本産の水産物を販売する可能性はないと説明した。

　大型スーパーは政府が実施している輸入水産物の放射能検査とは別に、独自に検査を行っている。日本政府が汚染水の海洋放出を決定したことを受け、検査をさらに強化する方針であることが分かった。

WOWKorea 2021/04/13 19:16配信 聯合
https://s.wowkorea.jp/news/read/295376/

関連記事
【韓国の老舗魚市場】日本産の水産物に対して放射能測定で安全をアピール

韓国・ソウル市内にあるノリャンジン（鷺梁津）水産市場では、日本産のホタテや真鯛などの水産物に対し、放射能測定をおこなった。この日、検査を実施した店舗の日本産水産物は全て基準値を下回ったという。

　関係者は「日本産の水産物を対象に週3回、放射能測定をしている。ここで販売されている水産物のうち、日本産は3%にも満たない」と明らかにした。

最終更新：2021/04/13  18:34
https://s.wowkorea.jp/news/read/295350/