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 中国では日本や韓国の話題はネット上で盛り上がりやすいが、韓国でも日本の話題は盛り上がりやすいトピックであるようだ。しかし、同じ日本の話題でも韓国のネットユーザーはあまり乗ってこない話題もあるという。中国メディアの網易は14日、「韓国人が話したがらない日本についての話題」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日韓のネットユーザーはネット上で熱い議論を交わすので、それだけ互いが「気になる存在なのだろう」と主張した。そのため様々な話題で議論を交わすが、韓国人がとても気まずくなる話題というものがあるのだという。

 記事は「それはノーベル賞受賞者に関する話題」だと指摘し、日本からは各分野で合わせて27人の受賞者がいるが、韓国は平和賞を1人受賞しただけで「27対1で日本の圧勝」だからだと指摘した。しかも、そのたった1人の受賞が自然科学分野ではなく平和賞だったことも、日本から揶揄される一因になっているとした。日本は「雲泥の差」という言葉を使って自慢していると伝えている。

 ノーベル賞受賞者の数を気にするのは韓国だけでなく、中国も同じだろう。自然科学の分野では、2015年に生理学・医学賞を受賞した屠ユウユウ氏1人にとどまっている。中国のネット上でも、たびたび日本のノーベル賞受賞者の多さが話題となっており、日本政府が2001年に科学技術基本計画で掲げた「50年で30人程度」のノーベル賞受賞者を輩出するという目標を、すでに半分以上達成していることを称賛する声が多く見られる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)