(動画=YouTube)
https://youtu.be/W_NMUYGba2I

<アンカー>
日本国内の韓流がドラマや映画、音楽に続いて、いまや文学にも領域を広げています。

長年の韓流ファンであることを自負する日本の代表的女優兼歌手の小泉今日子(コイヂュミ・キョコ)さんも最近、韓国文学に夢中であると明らかにしました。

東京のイ・ギョンア特派員が取材しました。
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「電話線に乗って聞こえてくるおこめを研ぐ音、お皿を洗う音。“ああ、今日も元気に過ごせたのですね” (ナ・テジュ詩人= “電話線に乗って” )」

<記者>
40年近く日本を代表する女優であり歌手、作家として活躍してきた小泉今日子さん。

ドラマと映画から始まった長年の韓流ファンは最近、韓国の本を読む面白さに夢中です。

自身のインターネット放送で韓国文学を紹介した縁で、今年の『K-BOOKフェスティバル』に直接参加しました。

<小泉今日子(女優兼歌手)>
「友だちがライン(メシンヂョ)で “フィフティ・ピープル(チョン・セラン作家)” が本当に面白かったと写真を送ってきて(初めて読みました)・・・。パク・ミンギュ作家の “カステラ” も私はすごく面白かったです」

小泉さんは文学を含む、韓国の文化コンテンツ全般に流れる『強烈さ』を魅力として挙げました。

最も近い国ですが、日本とは全く違う表現方式が心を捉えたというのです。

<小泉今日子(女優兼歌手)>
「問題から目を逸らさない強さ、絶望に対しても・・・、そういう点を日本人は苦手かなって思う、(コンテンツを)作る側として・・・。その強さにいつも(私は)感動してしまう・・・」

『ダイナマイト(タイノマイトゥ)を聴いてBTSにパンハン(惚れて)以降、彼らの音楽と活動を本格的に求め初めました。

世界各国のファンとアーティストが共に歩んで行く関係は、長年芸能界で活動してきた彼女にとって新鮮な衝撃でした。

<小泉今日子(女優兼歌手)>
「ファンとの連帯、信頼関係っていうのを、徹底的に行われているような気がして、(BTSは活動を通じて)人や愛についてもう一度信じても良いのではないか、という気にしてくれます」

韓日両国の前には、政治だけでは解決できない課題などが置かれています。

このような時期であればあるほど、両国が文化を通じてお互いを理解し合ってこそ、より良い未来が訪れると小泉さんは期待しています。

<小泉今日子(女優兼歌手)>
「いま一番旅行に行きたい場所 “ナンバー1” が韓国です。ハハ・・・(私が)旅行行った時に見かけたら声をかけてください!」

東京からYTN、イ・ギョンアでした。

ソース:YTN(韓国語)
https://www.ytn.co.kr/_ln/0104_202111212244054895