日本はPCRでオミクロンも検出できてる すぐに発見したのはそのためだが…

https://zapzapjp.com/58749045-2021-11.html

YTNによると、現在韓国で運用されているPCRの検査方法ではオミクロン株が検出できないことが分かったとして、政府はオミクロン株の国内流入を防ぐため8カ国以外も防疫強化国を拡大する方針を検討していると報じています。

記事によると、オミクオン株については従来の新型コロナウイルスよりも多く形を変えており特に人間のウイルスに侵入するというスパイクタンパク質の突起が32個突然変異しているとのこと。そのため、感染率が高いとされていたデルタ株よりも目安として2倍ほど高くなるとされています。

そして致命的なのはPCRの検査でオミクロン株が検出することができないという問題です。記事ではPCR検査機ではアルファ、ベータ、ガンマ、デルタの4つの株のみ対応しているとのこと。ただ、世界を見れば「オミクロン株が見つかった」と報じられているのですが、これはどういうことなのか。

実はもう一つ方法があり、誘電体分析を行うというものがあるといいます。しかし、この方法はそれなりのウイルス量が必要であり分析するにも3〜5日ほどかかかるといいます。この問題について、例えばアフリカから入国した感染者22日のうち8人についてはウイルス量が少なく、分析に失敗していたといいます。

いずれにしても、オミクロン株については従来の検査キットが使えない可能性があり、発見された時点で既に国内に蔓延している可能性があり警戒が必要です。