複数の韓国紙によると、ロシアとウクライナ間の戦争について、10人のうち5人はロシアが悪いが、2割近くはウクライナが悪いと考えていることが分かった。

韓国企業が運営するブロックチェーンベースのモバイル世論アプリ「クラトス」では、2月26日〜3月1日にかけ、「ロシアVSウクライナ事態で悪いのは?」という題でアンケート調査が行われた。この結果を韓国各紙も報じた。

回答者1万468人のうち45.76%は「ロシアの過ち」であると答えた一方、ロシアとウクライナ両方の過ちとする回答は19.71%に上った。また、米国の過ちであるとする回答は17.17%、ウクライナの過ちであるとの回答は17.37%に上った。

年齢別では30・40代の参加率が59.5%と最も高く、ロシアの過ちとみる割合も最も高かった。 50代の場合、米国の過ちと回答した回答者の割合が最も低く、ソ連時代を知る世代であることも影響したとみられる。

一方で、ソ連崩壊後に生まれた20代では、戦争をロシアの過ちを考える割合が他の年齢層に比べて低かった。米国やウクライナにも責任があるという見方が上の世代よりも高かった。


2022年3月3日
https://korea-economics.jp/posts/22030306/