韓国にサイバー外交使節団という団体がある。「1999年に外国人に対する国家広報と外国人との交流のために作られた民間団体」で、「世界中に韓国を正しく伝える」ことを国家広報の目的としている。

 誰でも会員になることができ、中高生からお年寄りまで幅広い年齢層の会員がいる。ところが、ホームページの活動説明を見ると、「独島を胸に、大韓民国を世界に!国民一人一人が外交官!」と大きく書かれている。

 ここまで聞けば、読者の皆さんもピンと来ただろう。この団体は国民参加型のサイバー反日団体なのだ。

例えば、世界中の地図の表示を調べ、日本海の表示が韓国式の「東海」になっていないと、出版元にメールを送ることである。97%の地図で日本海と表示されているが、東海と表記している「正しい」3%の地図がある限り、自分たちは放棄せずにこの活動を続けるというのだ。

 学生たちの正義感と反日感情を利用して、世界中の地図の表記が変わる日までせっせと迷惑メールを送り続けるのだ。このような団体が、また新しい反日活動を世界に向けて繰り広げようとしている。

 ターゲットは折り紙だ。

 サイバー外交使節団の主張はこうだ。折り紙の韓国語表現「ジョンイジョプキ」をグーグル検索すると「origami」と表記されるのだそうだ。これが気に食わず、韓国式の「jongie-jupgi」と表記されるように、全世界に訴えるキャンペーンを展開するという。

 しかも、「オリガミにオルガミ(罪)を被せよう」と団体サイドが発言するなど、相変わらずの悪意を感じる。

(略)

桜や剣道など、言い始めたらきりがないのでここまでにしておく。

 そんなことばかりしているから、本当に大切なキムチや韓服の起源を中国に持っていかれそうになるのだ。ブーメラン以外の何物でもない。

韓国人は、できることなら努力をせずに楽をして、棚からぼたもちを本気で狙っているような民族だ。そして、中身よりも外見さえよければいいと未だに思っているフシがある。

 朝鮮戦争が終わって初めて、独立国家としての安定が得られたこの国は、日本をはじめとする先進国の援助を受けて急激に発展した。こんなに短期間に発展した国家は他に類を見ないだろう。

 それに味を占めた韓国人の中には、すべてのことが同じように運ぶと思っている人が多い。

 もし、うまくいかない場合は日本の物を模倣して売ればいいし、時には盗用することもいとわない。日本が何も言わないのでこれでいいのだと思いこむ。外見をうまくごまかしたのであとはどうでもいいのだ。

 韓国人はいつまでたってもここが変わらない。
韓国人の心の中をこじ開けてみると、必ず見えるのが劣等感と、それを隠すための虚栄心である。だから誰かと比較して、誰かより自分が優れていると思わないとプライドが保たれないのだ。

 そして、自分より隣人がいい思いをすると許せないのか、たちまちお腹が痛くなる。

筆者の親しい韓国人の中には、反日教育の洗脳から解けた親日韓国人も多い。彼らの話すことは決まって、「日本人の努力する姿はすごい」と「伝統ある日本文化がうらやましい」という。

 おそらくそれは彼らの本音だろう。しかし、ないものは仕方がない。

そんな話をするたびに、我が家の子供たちには噓をつかず、他人と比べず、ありのままの自分を受け入れることができる人になってほしいと思う3児の母であった。

(立花 志音:在韓ライター)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69890