(関連記事=FNNプライムオンライン)
韓国でひざまずいて謝罪した鳩山由紀夫を「日韓関係改善の先生」と呼ぶ韓国新大統領って大丈夫なのか
https://www.fnn.jp/articles/-/358542
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(写真)
https://newsimg.sedaily.com/2022/05/16/265ZQ5VUOF_1.png
▲ 極右志向の日本メディア、産経新聞系列のフジテレビの平井文夫解説委員。
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日本の極右志向、産経新聞系列のフジテレビ平井文夫解説委員が、韓国の韓日関係改善の意志を蔑むコラムを重ねて書いた。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、就任式の前日である9日に鳩山由紀夫元総理に言ったとされる、「韓日関係の先生になってほしい」という発言と、パク・ヂン(朴振)外交部長官の韓日外相間での『釜山港へ帰れ(トラワヨ プサンハンエ)』のデュエット提案発言に対し、全て「“軽率” だ」と一概に批判したのである。

平井解説委員は新政権の発足直前には、「ユン政権は巨大野党の顔色をうかがって何もできない」とし、日本政府が韓国大法院(最高裁)の徴用賠償判決に報復性の輸出規制を加えて韓日関係が悪化し始めた去る2019年には、「ムン・ヂェイン(文在寅)大統領の弾劾だけが関係改善の解決策」と主張した人物である。

彼はフジニュースネットワーク(FNN)に11日、『韓国でひざまずいて謝罪した鳩山由紀夫を “日韓関係改善の先生” と呼ぶ韓国新大統領って大丈夫なのか』というタイトルのコラムを寄稿した。

コラムで彼は、「ユン大統領は鳩山元総理にこのように(先生と)言うべきではない」と述べた。具体的な理由は明らかにしていないが、コラムのタイトルから見て韓国に謝罪したことを問題視しているようだ。鳩山元首相は去る2015年に西大門(ソデムン)刑務所の歴史館を訪ねて謝罪して、去る2018年には陜川(ハプチョン)原爆被害者たちの前でひざまずいた。

彼は続けて、「新しい大統領がこの調子だと、あまり前のめりにならない方がいいと思う」と強調した。戦後最悪といわれる韓日関係を、改善しないほうがいいという意味に解釈される。

平井論説委員は、韓日関係改善の意志を明らかにしたパク・ヂン外交部長官も批判した。

パク・ヂン長官がまだ候補者だった先月22日、「現在、日韓間に不協和音が多くないか。これを解消するために、もしも韓日外相間で音楽協演をすることになれば、釜山港へ帰れはどうかなと思う」と明らかにした。

平井論説委員はパク長官の発言について、韓日関係の深刻性を知らずに出てきた失言レベルであると評価している。韓日関係の行き詰まりを解消するためにデュエットの話を持ち出したのだが、関係が良くないのでこのような発言は問題があるという、理解し難い論理を展開したのである。

今回も批判の論拠は貧弱で、改善方法も提示せずに韓国叩きだけをしたのである。

それでも彼は、「経済や安保を考えれば、日韓関係の改善は必要だ」と主張した。

ソース:ソウル経済(韓国語)
https://www.sedaily.com/NewsView/265ZQ5VUOF