中国のNetEase Gamesが手掛ける非対称対戦サバイバルホラーゲーム『Identity V 第五人格(以下、第五人格)』。その国内人気プレイヤーである「逃さずの石橋」さんが、公式大会「Identity V TOURNAMENT(以下、IVT)」の出場禁止処分を受けたことが、TwitterはじめSNSを中心に話題を集めています。

【画像】大会停止処分の原因だと話題になっている「逃さずの石橋」さんの靖国神社参拝の様子。
https://www.inside-games.jp/article/img/2022/06/29/138965/1123833.html

同氏は、2019年に開催された世界大会「Call of the Abyss II」など、数々の『第五人格』公式大会へ出場経験がある実力派プレイヤーのひとり。歯に衣着せぬ物言いが人気で、YouTubeのチャンネル登録者数は11万人に上ります。

しかし、今回の処分にあたって過去に出演していた公式大会のアーカイブは、ほとんどが閲覧不可能となっています。

◆多くのユーザーが疑問に思う「運営の対応」
逃さずの石橋さんは6月25日に、自身のTwitterサブアカウントで運営関係者からのダイレクトメッセージを公開。その内容は以下の通りです。

お知らせです。
@nogasazu選手は影響力を持ちながら、何度もSNSにて第五人格と第五人格のパートナーを誹謗中傷し、第五人格に悪影響を及ぼしたことが判明いたしました。

上記の行為は【IVT選手規則-1.26 侮辱・攻撃的な言論&1.28.差別・中傷】に違反したため、IVTに出場禁止の処分が決定いたします。
(なお、所属チームメンバーは影響を受けないものとします。)
過去にも、スポンサー批判などの発言が問題視されたことのある逃さずの石橋さんではありますが、今回は運営の対応に、多くのユーザーからの疑問が投げかけられています。

◆原因は靖国神社参拝か…?
なお、この徹底した処分対応の背景には、6月24日に逃さずの石橋さんがTwitter本アカウントに投稿した靖国神社参詣の影響があるのではないかと、SNS上で憶測の声が上がっています。

2021年には、声優の茅野愛衣さんが靖国神社を参拝したことで、中国企業が運営する複数のスマホゲームのCVを降板する事態へと発展したケースもありますが、6月29日現在、NetEase Gamesによる公式発表はありません。

さらに、今回の処分と同時に、逃さずの石橋さんが出場予定だったアマチュア非公式大会「IdentityV Amateur League(IAL)」の中止も発表されており、今回の件と関連があるのではないかと、ユーザーから指摘されています。

編集部では、処分理由についてNetEase Gamesへ問い合わせを行っています。

Yahoo!Japan/INSIDE 6/29(水) 14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cf68de6ba54ed844e9d97fea9e8011a8fbf791d