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旧日本軍の元従軍慰安婦への寄付金を私的に流用したとして業務上横領罪などに問われた「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」前代表の国会議員、尹美香被告の公判が6日、ソウル西部地裁であり、検察側が懲役5年を求刑し結審した。判決は2月10日に言い渡される。聯合ニュースが伝えた。

検察側は論告で「苦痛を受けてきたおばあさん(元慰安婦)のために集めた市民の募金を自らの小遣いのように使い、罪は重い」と指摘した。

尹被告は会計上の不手際を認め「責任があったなら全て私にある」とした上で「私益を追求する意図はなかった」と述べ、寛大な判決を求めた。

尹被告は2011~20年に寄付金など1億ウォン(約1000万円)余りを私的に使ったなどとして、20年に在宅起訴された。21年に当時与党だった「共に民主党」を除名され、現在は無所属。(共同)