7日(現地時間)、英デイリーメールはウクライナ戦争に参戦したロシア将軍のドミトリー・ウリヤノフ(44)少将が5日、戦場で死亡したと報じた。複数のメディアもこれを引用して報じた。
ウリヤノフ少将はウクライナの秘密破壊工作団の急襲を受け銃撃戦を繰り広げた末に戦死したという。
去る2017年に退役したウリヤノフ少将だが、昨年ウクライナ戦争勃発後に自ら軍に復帰し、タタルスタン共和国で動員した1つの歩兵連隊の指揮官を引き受けてきた。彼は退役前に第7空輸師団参謀長、第1141砲兵連隊長、第98空手師団長を歴任したエリート軍人でもある。
デイリーメールはソースを明らかにしていないが、先立って公開出典情報(OSINT)アナリストであるイラクリ・コマヒゼ(Irakli Komaxidze)氏が前日にテレグラム(OSINT Georgia)を通じて同じ内容を発表していた。 コマヒゼはロシア軍活動を監視する国際市民団体インフォルムナパルムの共同設立者だ。
ウリヤノフ少将の戦死が事実であれば、ウクライナ戦で死んだとされるロシア側将軍の数は10人に上ることになる。
ウクライナで戦死したとされるロシア軍の将軍は、これまで、ヤコフ・レザンツェフ中将(48)、アンドレイ・コレスニコフ少将(45)、アンドレイ・スホベツキー少将、ヴィタリー・ゲラシモフ少将(44)、ウラジミール・フロロフ少将(54)、アンドレイ・シモノフ少将(55)、オレグ・ミチャエフ少将(48)、カナマット・ボタシェフ少将(63)、ローマン・クトゥゾフ少将(53)などだった。
このうちロシア政府が公式認めた戦死者将軍数は5人だけとなっている。

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