2023年2月7日、中国メディアの上遊新聞は、上海市の日本料理店がポーチドエッグを半分に割って串焼きした商品を50元(約1000円)で提供しているとしてネット上で「ぼったくりではないか」との声が出ていると報じた。
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230208/70b6ed76a20f02a4040a04bf1f083b77.jpg

記事によると、あるグルメ系ブロガーが先日微博(ウェイボー)上で上海にある日本風焼き鳥店のレシートを公開。レシートには「ポーチドエッグ焼き」が1串50元と記載されていたほか、野菜串が1串40元(約800円)、その他の肉系串焼きも50元以上で、首肉や横隔膜、干しもも肉などは100元(約2000円)となっていた。

レシートの情報からこの店は上海市の華山路で昨年3月にオープンした焼き鳥店とみられ、グルメ評価サイトでは1人当たりの平均消費額が1792元(約3万6000円)とかなりの高額になっており、多くの食客が「中国一の(高額な)焼き鳥店だ」と評しているという。

店の関係者は「当店は主に(上海北部の長江河口に位置する)崇明島のハト肉を使っている。素材にこだわりを持っており、内臓はすべて当日に仕入れたハトのもの。肉は部位によって2?3日干したものを使う」と説明し、同店の公式SNSアカウントでも「崇明島で180日放し飼いされたハトを使用。日本人の料理長が自ら現地に赴き、飼育や締めの方法を改善した」と紹介されているとのこと。

また、1串50元という高額な「ポーチドエッグ焼き」について関係者が「これはハトの卵であり、われわれが日常生活で触れているポーチドエッグとは違う。もともと一つ30元だったが、今は二つ50元で提供している」などと説明したことを併せて伝えている。

記事は、同店が昨年5月にも高額な限定品を出前販売し、ネット上で物議を醸していたことを紹介。この時は卵焼きが1200元(約2万4000円)、麻婆豆腐が1500元(約3万円)で提供されており、3000元以上(約6万円)の注文の場合、配送料としてさらに500元(約1万円)がかかったと伝えている。(翻訳・編集/川尻)

https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230208/a99dedecf593e8f6fe6ba056c8838137.jpg
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230208/9e61d8223aed2019eea25597a778c52c.jpg

Record China 2023年2月8日(水) 18時0分
https://www.recordchina.co.jp/b908831-s25-c30-d0193.html