極度の干ばつで水不足に苦しんでいる光州広域市で、水道水を供給する浄水場のバルブが故障し、光州市民100万人が暮らす光山区・西区・南区などで水道水の供給が止まった。光州上水道事業本部などが12日に明らかにしたところによると、同日午前6時ごろ、光州市南区の徳南浄水場で浄水した水を配水池に流すバルブが閉ざされたまま開かなくなる事故が発生したとのことだ。

 このため、光州市では同日午後1時から光山区・西区・南区などの地域に対して断水措置を取った。市民らは突然の断水により混乱に陥った。一部のマンションや住宅では濁った水が出たり、水道水の供給がストップしたりした。また、バルブが閉ざされたままになり、浄水場から配水池に流れなかった数万トンの水が洪水のように浄水場周辺の道路にあふれ出た。光州市の関係者は「施設が老朽化してバルブが故障したものとみられる。午後6時20分ごろ緊急復旧作業を完了した」と説明した。

クォン・ギョンアン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2023/02/13 10:30
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