2023年02月15日、韓国の国土交通部が自動車のリコールを公表したのですが、その中に「!?」というものがあります。

今回公表されたのは、『現代自動車』『BMW』『アウディ』『フォルクスワーゲン』『ボルボ』『トヨタ』などのブランドなのですが、注目いただきたいのは『現代自動車』の「IONIQ5(アイオニック・ファイブ)」です。

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↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。

まず、『現代自動車(株)』が製作・販売した「アイオニック5」5万1,471台(販売移転を含む)は、車両制御装置のソフトウェアの不具合により、車両のドアを開けた場合、駐車ブレーキ(P)が解除され、これにより傾斜地駐車時に車両が動いて事故が発生する可能性が確認され、自主的に是正措置(リコール)に入る。
⇒参照・引用元:『韓国 国土交通部』公式サイト http://www.molit.go.kr/srocm/USR/N0201/m_13551/dtl.jsp?lcmspage=1&id=95087906

Money1でもご紹介しているとおり、「IONIQ5」は日本再攻略用の戦略車としても選択されている電気自動車。2022年末には、韓国製自動車として初めて「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(インポート・カー・オブ・ザ・イヤー)にも輝いた人気車です。

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↑日本再攻略用の電気自動車「IONIQ5」。

今回、国土交通部が公表したのは、「ドアを開けた際にパーキングブレーキが解除される可能性がある」というソフトウエアエラーです。

坂道でクルマを停め、ドアを開けたときにこのようなエラーが発生すると……クルマが坂道を勝手に下っていく恐れがあります。

リコール対象となるのは、2021年01月~2023年02月に製作された5万1,471台です。

「ソフトウエアの欠陥」とのことなので、ソフトの上書きによって簡単に直るのかもしれませんが、結構重大な欠陥ではないでしょうか。

日本の坂道を勝手に下っていく自動車を見ないことを祈らずにはいられません。

(吉田ハンチング@dcp)
2023.02.15
https://money1.jp/archives/99795