【北京=三塚聖平】中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は22日の記者会見で、
台湾の呉釗燮外交部長(外相に相当)が米首都ワシントン近郊でシャーマン米国務副長官らと非公開の会談を開いたことに対し、
「いかなる形式であれ米台の公的な往来に断固として反対する」と反発した。米側に対し厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。

汪氏は、台湾海峡の緊張は台湾の民主進歩党側と、米国の一部に原因があると主張。
「台湾問題への介入や、台湾海峡情勢の緊張に新たな要素を作り出すことを止めるよう求める」と強調した。

2023/2/23 01:03
https://www.sankei.com/article/20230223-WUXU2GAS6RNDTMRHV7XZ3HFVOU/