【NEWSIS】2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会連続1次ラウンド敗退となった韓国代表チームが14日午後、仁川空港に到着した。韓国代表の李強喆(イ・ガンチョル)監督は空港で取材に応じ、全ての非難を自身が浴びる覚悟だと話した。

 韓国は当初、オーストリア、チェコ、中国を破って準々決勝に進出する計画だった。しかし、初戦のオーストリア戦を7-8で落として計画に狂いが生じ、第2戦の日本戦は4-13で惨敗。結局2勝2敗で準々決勝進出を逃した。

 3大会連続で1次ラウンド敗退となった韓国代表は、世論の厳しい非難を浴びた。

 李強喆監督は「申し訳ない。申し訳ないという言葉しか出てこない。他に何も思い浮かばない」と話した。

 入国場で大勢の取材陣とファンを目にして驚いたのか、李監督は上気した顔でインタビューに応じた。

 李監督は「昨日、試合終了後に選手たちと少しミーティングをした。選手たちは本当にしっかり準備したし、本当に過去一番といえるほど熱心に練習した。選手たちが早めに体を仕上げようとしたところ、このような結果になった。しかし選手たちは本当によくやってくれた。選手たちへの非難は控えていただけるとありがたい」と要請した。

 李監督はまた、選手たちが元気を出せるよう後押ししてほしいと呼びかけた。

 李監督は「これから、また野球をしなければならない。韓国プロ野球(KBO)リーグも戦わなければならないし、今年はアジア大会もある。選手たちにいい話をしていただけるとうれしい。私が至らないせいでこういう結果になった」と話した。

 さらに「ソ・ヒョンジュン、李義理(イ・ウィリ)ら若い選手たちはよくやってくれた。選手たちが実力通りのボールを投げていればいい結果が出ていたと思うが、残念だ。選手たちの方が私より悔しいだろう。これも実力だろうが、これから経験を積んで、(そして皆さんが)もう少し待っていただければ、選手たちは成長していい結果を出せるはず」と語った。

 選手たちはうつむいたまま足早に入国場を後にした。米大リーグで活躍する金河成(キム・ハソン)とトミー・エドマンは韓国には入国せず米国に向かった。

ムン・ソンテ記者

NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2023/03/14 19:17
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/03/14/2023031480204.html

※他ソース
WBC韓国代表が帰国 監督「すべての非難は私に」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230314005400882
https://img0.yna.co.kr/photo/yna/YH/2023/03/14/PYH2023031417970001301_P4.jpg