【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が供給網(サプライチェーン)協力などを議題とする「韓日経済安全保障対話」と外交・国防当局の局長らによる「韓日安全保障対話」が今月中に開催される。
韓国の大統領室高官が3日、聯合ニュースに取材に対し、「具体的な日程を日本側と協議している」と明らかにした。

 別の関係者は「可能な限り月内に行う方向で調整している」として、「(今月下旬に予定された)尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の訪米前に開催できるか状況を見極めなければならない」と述べた。

 尹大統領と岸田文雄首相は先月16日の首脳会談で、韓日経済安保対話の新設と韓日安保対話の再開で合意した。
尹大統領は会談後に行った記者会見で、「(両国の)国家安全保障会議(NSC)による経済安保対話の発足を含め、さまざまな協議が続くことを期待する」と述べていた。

 韓日経済安保対話では半導体やバッテリーなど先端技術の供給網の再編を受け、両国が協力できる分野について議論する見通しだ。
韓日安保対話では北朝鮮の核・ミサイル問題を巡る両国の連携強化、北朝鮮と中国、ロシアの連携へのけん制などについて協議するとみられる。

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記事一覧 2023.04.03 11:42
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