■米イージス駆逐艦、台湾海峡を通過 「国際法が許す限りどこでも活動する」

アメリカ海軍はイージス駆逐艦1隻が16日に台湾海峡を通過したと発表しました。

台湾海峡を通過したのは、横須賀基地を拠点とする第7艦隊に所属するイージス駆逐艦「ミリアス」です。

第7艦隊は声明で、今回の台湾海峡の通過は自由で開かれたインド太平洋に対するアメリカの関与を示すものであり、「国際法が許す限り、どこでも飛行、航行、活動する」と強調しました。

米中関係を巡っては、台湾の蔡英文総統が訪米中の5日にアメリカのマッカーシー下院議長と会談したことを受け、中国が対抗措置として台湾周辺で8日から3日間の日程で軍事演習を実施し、空母「山東」も参加しました。

画像:米海軍HPより

4/17(月) 14:36 テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c8334688224fd4fe735c1f155c10c4c6b8b8da
https://news.tv-asahi.co.jp/articles_img/000295743_1920.jpg
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■米駆逐艦「ミリアス」台湾海峡を通過 中国側は反発

アメリカ海軍は駆逐艦が台湾海峡を通過したと明らかにしました。これに対し、中国側は反発しています。

アメリカ海軍は駆逐艦「ミリアス」が16日、台湾海峡を通過したと発表しました。「通過は定期的なもの」とした上で、「自由で開かれたインド太平洋へのアメリカの関与を示すものだ」と説明しています。

台湾周辺では、蔡英文総統がアメリカの下院議長と会談したことへの対抗措置として、中国軍が今月8日から3日間にわたり、軍事演習を行っていて、アメリカ軍による台湾海峡の通過は中国側をけん制する狙いもありそうです。

一方、中国軍で台湾海峡を管轄する東部戦区は、「アメリカの軍艦の行動を監視している。常に警戒を維持し、国家主権の安全と地域の平和を断固として守る」と反発しています。

4/17(月) 13:38 日テレNEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa48e373308258f298103ee2da16f031366e91d3