「ピザが好きだからといってイタリアが好きなわけではないでしょう。私は日本文化が好きですが、
だからといって“イエス・ジャパン”ではありません」

 弘大前の映画館で会った高校1年の男子生徒は次のように語る。

「日本のゲーム機を持っているので、ノージャパン運動には参加しませんでした。もちろん歴史問題は忘れてはいけませんが、
近い国同士で仲良く過ごしたいです。このようにお互いの文化が好きだと仲も良くなるのではないでしょうか」


『天気の子』の韓国配給会社であるメディアキャッスルは、公開当時「日本作品に対する偏見をやめてください」と訴える文章を発表したほどだった。