北朝鮮メディアは29日に発表された金正恩総書記の妹・与正(ヨジョン)氏の談話に続き、30日もアメリカや韓国を批判する論評を発表しました。

 朝鮮中央通信は30日、26日に行われた米韓首脳会談を受けた論評を発表しました。

 論評ではアメリカによる「拡大抑止」強化に言及したうえで、「我々がさらに強くなり徹底的に備えるために少しもちゅうちょしたり止まったりしてはならないことを示している」として核・ミサイル開発を進める姿勢を強調しています。

 また、バイデン大統領が「北朝鮮が核を使えば政権は終焉(しゅうえん)する」と述べたことについては、「一つの主権国家を絶滅させるという暴言」「希代のギャング国家、悪の帝国である米国だけが強行できる暴悪非道な行為だ」と非難しています。

テレ朝 [2023/04/30 09:51]
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