【ニューヨーク時事】動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などのSNS上で、車を盗む手口を解説した動画が出回り、米国で社会問題となっている。

 盗まれた車による死亡事故も多発し、車の所有者は集団訴訟を提起。自動車メーカーは先週、約2億ドル(約280億円)の和解金を支払うことで合意した。

 動画は2021年ごろから拡散し、韓国車の現代自動車と傘下の起亜自動車の一部車種を鍵なしで動かす方法を説明。
視聴者に対して、同じ手口で車を盗み、その様子を撮影して投稿するよう呼び掛けるものだった。

 両社によると、22年夏以降、窃盗数が急増。盗まれた車による危険な運転で事故が発生し、死者も出ている。
運輸省道路交通安全局(NHTSA)は今年2月、少なくとも14件の事故が起き、8人が死亡したと明らかにした。
今月上旬には、中西部ウィスコンシン州でスクールバスと衝突する事故を起こした14歳の少年らが逮捕された。

 両社は、車に搭載されているソフトウエアの更新で盗難を防ごうとしているが、
カリフォルニアなど17州とコロンビア特別区(首都ワシントン)の司法長官は
「それでは不十分だ」として4月、NHTSAに対して、両社に強制リコールさせるように要求した。

 両社は今月18日、集団訴訟で和解に達したと発表。約900万台を対象に、損害補償などを行う。米メディアによると、
SNSの運営会社は動画の削除に努めていると主張するが、専門家は「モグラたたきのようだ」と拡散を止める難しさを指摘している。

5/24(水) 7:09配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/25fce7f0aefab1b7031a6152c659ee2c60c67c9f

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