幸州大橋一帯でフナ・コイ・ボラなど大きな魚の10匹に1匹は、背中が曲がったり、エラがなかったり、目が飛び出しているなど奇形が見られるという。7年前から続いている。

漁業関係者は、異常現象が新谷水中堰により漢江の流れが停滞する幸州大橋から金浦(キンポ)大橋(新谷水中堰)までの2.5キロ区間に集中している点に注目している。幸州大橋を基準に漢江上流6-7キロ地点にソウル市が運営する下水・糞尿処理場2カ所があるが、ここの放流水の影響を綿密に調査する必要があるという立場だ。

これに対しソウル市は下水処理場から放流した水によってヒモムシや奇形の魚などが出現したという主張は根拠がないと主張する。