福岡県苅田町の沖合で、ナマコ600キロ以上を密漁した罪に問われている親子の初公判が12日に開かれ、親子は起訴内容を認めました。

漁業法違反の罪に問われているのは、山口県宇部市に住む韓国籍の金政吉被告(71)と、息子の中野純一被告(48)です。

起訴状によりますと、2人はことし1月、福岡県苅田町の沖合で、ナマコ約620キロを密漁した罪に問われています。

12日に福岡地方裁判所小倉支部で開かれた初公判で、2人はいずれも起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は「息子の中野被告が海に潜ってナマコを採取し、金被告が船の操縦などを担当した。2人は金銭目的での密漁を繰り返していた」と指摘しました。

6/12(月) 19:16 FBS福岡放送
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