【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は28日、2023~24年の「韓国訪問の年」を迎え、韓国観光公社と国内外の各地でリレー方式の「Kカルチャーポップアップ」イベントを実施すると発表した。

 最初のイベントは南部・釜山の海雲台ブルーラインパーク松亭駅で30日から7月9日まで開催される。

 韓国固有の色で染めた布を活用したスペースを設置し、訪れた外国人が知人などに韓国への招待状を書けるようにする。招待状はイベント終了後に国際郵便で発送される。ハングルの印鑑作りや紙笠作り体験なども楽しめる。

 2030年国際博覧会(万博)の誘致に総力を挙げる釜山市と協力し、海雲台海水浴場のエックスザスカイ展望台の入場料金を割り引く。夜景スポットとして人気の竜頭山公園にもポップアップスペースを設置する。

 Kカルチャーポップアップは釜山に続き、米ニューヨークのロックフェラーセンター(7月)、ソウル・汝矣島の百貨店、ザ・現代ソウル(8月)でも行われる。

 また、文化体育観光部は今回のイベントと連携し、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞など大手紙を含む31社のジャーナリストやインフルエンサー約50人を招いて29日から釜山・慶州を訪問するファムツアーを行う。

 同部の朴宗沢(パク・ジョンテク)観光輸出戦略推進団長は「釜山で行う『韓国訪問の年』のマーケティングイベントを機に自治体との協業を強化し、引き続き各地でPRを行っていく」と述べた。

聯合ニュース 2023.06.28 10:37
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