韓国では先月(6月)、16か月ぶりに輸出額が輸入額を上回ったことで、貿易収支が「黒字」に転換した。輸出は9か月連続で減少しているが、輸出減少率は年間でも最低水準に下がっているため、ことし後半の反騰が期待される。

1日、韓国の産業通商資源部(省)によると「6月の輸出額は542億4000万ドル(約7兆8287億円)で、昨年同月より5.5%減少した」と暫定集計された。月間の輸出は、昨年の10月から9か月連続で前年同月に比べ減少している。

ただ6月の輸出減少率は、年間でも最も低い水準にまで下がっている。

一方、輸出額は531億1000万ドル(約7兆6656億円)で、昨年同月より11.7%減少した。

このことから貿易収支は11億3000万ドル(約1631億円)の黒字を記録した。月間の貿易収支が黒字となったのは、昨年2月以降16か月ぶりである。

ただ、ことし1~5月の連続赤字により、ことし上半期の累積貿易赤字は262億1000万ドル(約3兆7830億円)を記録した。

2023/07/01 15:32配信 Copyright(C) herald wowkorea.jp 96

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