https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20110817051/

毛沢東はかつて、「日本の侵略に感謝する」と発言し、
学術界でも民間でも大いに関心が持たれてきた。
中国新聞社は16日、毛沢東の発言の真意を探る記事を掲載した。

毛沢東外交文選には、
「毛沢東が日本人に対し何度も、
侵略に感謝すると発言した」と記載されている。

1956年、訪中した遠藤三郎元陸軍中将に対し、
「あなた方に感謝する。日本の侵略が中国国民に団結することを教えた」と述べ、
同年、日中輸出入組合の南郷三郎理事長(当時)と会見した際にも同様の話をしている。


また、1961年1月24日、
毛沢東は日本社会党の黒田寿男氏らと会見し、
「日本軍がかつて中国の大半を占領したために、中国国民は学ぶことができた。
もし侵略がなければわれわれはいまだへき地にあり、北京で京劇を見ることもなかっただろう。
侵略に対抗するためにわれわれは抗日拠点を作り、
それがその後の解放戦争の勝利に有利な条件を整えた。

日本の資本や軍閥はわれわれにとっていいことをしてくれた。
感謝しろと言われれば私は侵略に感謝しても良い」と述べている。

(編集担当:及川源十郎)