香港メディアの香港01は26日、「セーラー服は欧州から日本に伝わり、JK文化の重要なシンボルを形成した」とする記事を掲載した。

記事は「学校の制服スタイルは一種のサブカルチャーになっている」と述べ、日本はその重要な「推進者」だと指摘。また、「JK」が女子高校生を指すことを紹介し、シンボリックなイメージとしてセーラー服にプリーツスカートの組み合わせを挙げた。1990年代に「JK」は流行の新たなトレンドになったとも伝えた。

そして「JK文化はACG(アニメ、コミック、ゲーム)、文学、映像作品などの影響を大きく受けている。作品では生徒が主人公であることが多い」とし、「例えば有名な『美少女戦士セーラームーン』。『セーラー』はセーラー服のことで、セーラー服を着てパフォーマンスをする女性アイドルグループも多い」と言及した。

記事はさらに、1857年にセーラー服を水兵の制服とした英国に米国や日本が続いたことなどを紹介。その上で、「1970年代に流行した女性青春スターの写真で最も『青春感』を表現できたのが制服姿だった。その後登場した『セーラームーン』は若い女性に多大な影響を与え、主人公のミニスカートスタイルはすぐに学校ではやり始めた。スカートの長さは別としてセーラー服は日本文化の重要な一部となり、それは今日まで続いている。セーラー服は学園・青春がテーマのポップカルチャー作品に欠かせない要素でもある」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)

https://www.recordchina.co.jp/b916382-s25-c30-d0190.html