>>74 のつづき

コイズミータケナカに滅茶苦茶に日本経済が破壊される前は「1億総中流」と「終身雇用制」だった。
「アベ働き方改革」の前、社員はモーレツに働き、働いた分だけ収入も増え日本は経済大国にのし上がった。
1億総中流で国民は消費に向かい、争って三種の神器を買いそろえた。

終身雇用制により、製造業は独自技術を安心して新入社員に伝授、代々継承され独自色を高めていった。
こうして他国の追従を許さない日本製品は、海外市場を瞬く間に席捲。
世界中の者共も「日本製品は信用できる。」「メードインジャパーンは高性能。」と評価した。
日本の製造業の国内工場は重要な若者の雇用先で、日本は失業率も低くほぼ完全雇用に近い状況だった。

社員側も終身雇用により自身の生涯年収が保証され、人生設計も容易に立てられた。
いつ結婚し、いつ住宅を買い、いつ車を買い、子供は3人作って、それぞれ大学に行かせて…、と。
銀行も終身雇用によって借り手の信用を得、安心して長期ローンを貸し出した。
それで国民はちょっと背伸びして高い車、バイク、住宅を購入、美人の嫁をもらった。
日本の内需は大いに繁栄し、ジャンジャン子供も生まれたベビーブーム。
 
いま「1億総中流」や「衆院雇用」を旧思考、アクト一方的にレッテル貼りし、糾弾する風潮だが。
それぞれは強い日本経済、ジャンジャン小作りに高家インしていたのは間違いない。
コイズミ、タケナカ、アベら新自由主義者どもによるショックドクトリンによって日本経済は弱体化し、少子化が進行した。