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(台北中央社)安倍晋三元首相の一周忌を迎えた8日、蔡英文(さいえいぶん)総統はツイッターを更新し、安倍氏にメッセージを送った。
「『台湾有事はすなわち日本有事』と強調していた安倍元首相は、台湾の人々が最も懐かしさと親しみを感じる日本の首相です」とした上で、
「台湾のために多大な貢献をされたことについて、私は改めて感謝申し上げます」とつづった。

また安倍氏が「自由で開かれたインド太平洋戦略」の外交構想を提唱し、多くの国がこれに賛同・追随したことに言及。
「何度も実際の行動をもって台湾支持の姿勢を示した上で、台湾と日本の人々の深みのある交流を促進し、
安全保障、経済、観光などの分野で台日関係に大きな進展をもたらしました」とした。

その上で「台日関係が今後ますます発展し、より盤石なものになると信じています」と期待を寄せた。

与党・民進党の広報担当で、国際事務部の謝佩芬主任は報道資料を通じ、安倍氏は台日関係の重要な基礎を築くことに一生をかけ、
台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入や世界保健機関(WHO)など国際機関への参加を身をていして支持してくれたと評価。
終始台湾と共にあり、台湾人に感謝の意を抱かせたとコメント。

2016年の台南地震や18年の花蓮地震に対する関心や中国で禁輸となった台湾産パイナップルなどの台湾農産品のPR、
日本政府から台湾に対する新型コロナウイルスワクチン供与への尽力などにも触れ「今でも台湾人は忘れることができない」とした。

また頼清徳(らいせいとく)副総統もツイッターを更新し「私たちはこれからも、安倍元首相が台日関係に多大な貢献をされ、
自由と民主主義を守るために揺るぎない決意を示したことに感謝し続けます」とつづった。

(温貴香/編集:齊藤啓介)
フォーカス台湾 2023/07/08 12:55:32
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202307080001