台湾メディアの東森新聞は10日、日本の有名な飲食店を利用した台湾人女性がトイレの洗面台で吐いたところ、店から追い出される出来事があったと報じた。

東森新聞は「多くの台湾人が日本旅行を好むのは観光地が素晴らしいこと以外に、日本の人々が友好的ということがあるが、今回はある市民が不満を訴えている」とし、台湾人女性が新宿のカフェで遭遇した出来事を紹介した。

それによると、女性は子どもを連れて有名カフェチェーンを利用した際、急に体調が悪くなりトイレへ向かったが、間に合わずに洗面台で吐いてしまった。
すると店員は女性を心配するどころか自分で掃除するよう促したほか、店から出るよう要求したという。

当事者の女性は「店員さんがやってきて洗面台で吐いたのかと聞いてきた。私が『そうです。すみません』と伝えると、彼はとても怒った様子で手袋とごみ袋を持ってきて、自分で掃除するように言った」「彼はずっとこう(伝票を指で強くたたく仕草)して、会計をして早く出るよう要求した」と当時の状況を説明した。

女性は、体調が悪くて倒れそうな状態だった中で店員から厳しい態度で店を出るように言われ、日本語以外の言葉で話すことも拒否された。
ずっと友好的だと思っていた日本人のまさかの態度に「心が寒々とした」という。

《中略》

この報道に台湾のネットユーザーからは

「店員に見つかるまで黙ってたの?。普通は吐くなら便器にでしょ」
「自分で吐いたものを自分で掃除するのは当然では?」
「日本人は他人に迷惑をかけないから通常このようなことは起こらない。他の客があなたが吐いたものを見たらどんな気分になる?。自分が他人を尊重しないのに他人から尊重してもらおうというのは虫がよすぎる」
《略》
など女性側を批判する声が目立った。

一方で、
「台湾のサービスに甘やかされていただけ。台湾人にとっては人情がないように見えるけど、日本人にとってはこれが当然なんだろう」
「店に迷惑だとは思うけど後で清掃費を請求すれば良くて、具合の悪い客を追い出し、しかも日本語以外は認めないというのはあんまりだと思う」
「もちろん女性側に非があったのは当然だけど、これがもし台湾の店だったら店側を批判する声が殺到していたはず。なぜ台湾人は相手が日本だと批判しないのか」との声も寄せられている。

(翻訳・編集/北田)

全文はソース元でご覧ください
日本のカフェで吐いた台湾人女性、店員のまさかの態度にショック―台湾メディア
Record China |2023年7月11日(火) 16時0分
https://www.recordchina.co.jp/b917052-s25-c30-d0052.html