【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部によると、全国に降り続いた大雨の影響で17日午前6時までに39人が死亡、9人が行方不明となっている。この発表後に、中部の忠清北道清州市・五松にある地下車道の浸水現場で1人の遺体が見つかり、地下道浸水による死者は13人となった。

 死者は慶尚北道が19人、忠清北道が15人(午前6時以降も含めると16人)、忠清南道が4人、世宗市が1人。また慶尚北道で8人、釜山市で1人の行方が分からない。

 忠清北道・五松の地下車道では10台以上の車両が水没したとされ、現在も水のかき出しと救助作業が続いている。夜間に新たに3人、午前6時以降に1人の遺体が見つかった。

 自宅などから一時避難した人は主要15市・道とその他の111市・郡・区で計1万570人に上る。

 忠清南道と慶尚北道を中心に公共施設628件と、住宅などの私有施設317件に被害があった。

 道路斜面の流出・崩壊が146件、道路の破損・流出が49件、河川の堤防流出が169件、それぞれ発生した。

聯合ニュース 2023.07.17 08:45
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