【ソウル聯合ニュース】外国人観光客が多く訪れる韓国・ソウル市の明洞が10月に「価格表示義務地域」に指定される。同市中区は19日、明洞の「ぼったくり」根絶や環境整備などを盛り込んだ観光改善総合計画を施行すると発表した。

中区は明洞全域に価格表示を義務付ける。観光客の利用が多い土産店や韓国コスメ店などを中心に実態を点検し、違反があった場合には最高で1000万ウォン(約110万円)の過料を科す予定だ。

 また建物に入っている店や露店などを対象に、店周辺の路上に通行の妨げとなる荷物を置いていないか今月から取り締まる。違法な屋外広告物に対してはまず自主的な対応を促した後、取り締まりを実施する。問題があれば過料やその他の行政処分を行う。店のさまざまな設置物については、ソウル市と協議した上で統一感のある洗練されたデザインに改善する方針だ。

 人出が多い週末と祝日、平日夜間に通りの特別清掃に乗り出す。夏場の食中毒を予防するため、飲食店と屋台の衛生管理点検も強化する。

 金桔城(キム・ギルソン)中区庁長は「韓国を代表する観光地、明洞が変わらなければ韓国の観光産業の水準は変わらない」と述べ、「今回の総合点検を機に明洞のイメージを新たにし、観光サービス改善の模範事例にする」とした。

聯合ニュース 2023.07.19 14:06
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230719002000882

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