【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部によると、9日からの全国的な豪雨による避難者の数は
21日午前6時までで計1万7940人に上り、このうち1426世帯2200人が今も帰宅できずにいる。

 死者は46人、行方不明者は4人と、前日午後11時時点の発表から変動はない。
このほかに、土砂崩れが起きた南東部の慶尚北道・醴泉で行方不明者の捜索に当たっていた海兵隊員が殉職した。

 私有施設の被害は1175件で、住宅の浸水が585棟、破損が136棟など。
道路斜面の崩壊や河川堤防の決壊、上下水道の破損、浸水といった公共施設の被害は1169件。
これらのうち57%は応急復旧を完了した。

 3万4353ヘクタールの農地が冠水し、229ヘクタールで落果の被害があった。
冠水した面積はソウル市の半分超にあたる。また82万5000羽・頭の家畜が死んだ。

 現在は212カ所の道路で交通が規制され、613カ所の河川敷などで立ち入り規制が続いている。 

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2023.07.21 08:41
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