韓国の各地に台湾から発送された不審な郵便物が相次いで届き、開封した人が体調不良を訴える事例も起きました。

韓国警察や消防によりますと南東部・蔚山にある障がい者福祉施設できのう、不審な黄色い封筒を開けた施設長や職員、あわせて3人が体のしびれやめまいといった体調不良を訴えました。

3人の命に別状はありませんでした。

封筒は台湾から発送されたとみられ、中身のない封筒と化粧品の容器らしき物が入った封筒の2つがありました。

この事件が韓国国内で報じられた後、中部・大田や済州島などでも台湾から不審な郵便物が届いたという通報があり、消防や軍が出動。

簡易検査では細菌や化学物質などは検知されず、体調に異変が出た人もいなかったということです。

韓国警察は不審な郵便物を研究所に送って詳しく分析するとともに、送り主の確認を進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1027b48620d62fec1cd183bb4baf9fef57d84c0