中国で近年、マツタケの需要が急速に拡大している。空輸網やコールドチェーン(低温物流)の整備で産地から新鮮なまま提供できるようになり、インターネット通販を通じて購入する人も増えている。中国の貿易業者によると、国内消費が増える中、一定量を日本向け輸出から国内向けに振り向ける動きもあるという。証券日報(電子版)が伝えた。

 最大産地の雲南省では昨年7月、地元企業などがマツタケの「ライブコマース」(ライブ配信型インターネット通販)を実施。同ライブコマースの視聴者は延べ233万人に達し、総取引額(GMV)は320万元(約6,300万円)に上った。8月に行った第2弾でもマツタケ計19万個を売り上げた。

 主要産地の雲南省デチェン・チベット族自治州のマツタケ生産量は年間最大1,400トンに上り、全国の3割以上を占める。同州香格里拉(シャングリラ)市や楚雄イ族自治州南華県でとれるマツタケが全国的に有名だ。

 デチェン・チベット族自治州には300社を超えるマツタケ販売業者やネット通販企業が進出し、北京市や上海市、広東省広州市、同省深セン市、浙江省杭州市など大都市への供給を強化している。

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7/27(木) 11:31 NNA
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc698f385730cb8d7d5c17c42aaab0796c31fbc7