正当な取引を装い、卸問屋からおよそ4500万円分の加熱式たばこをだまし取ったとして、中国人3人が逮捕されました。調べに対し、容疑を否認したり認否を留保したりしているということです。

逮捕されたのは、いずれも中国籍で大阪市に住む、
▽職業不詳の姜山容疑者(29)と
▽会社役員の樊非凡容疑者(26)、
▽職業不詳の李玉碩容疑者(28)の3人です。

警視庁によりますとおととし10月、代金を銀行口座に振り込むなどとうそを言って江戸川区にある卸問屋の倉庫から加熱式たばこ8万7千箱余り、およそ4500万円分をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。

3人は、中国で広く使われているSNSで取り引きを持ちかけ、倉庫にトラックで乗り付けてたばこを積み込んだあと、そのまま立ち去ったということです。

この前の月には、卸問屋からあわせて8000万円余りのたばこを仕入れていて、この際は代金を支払っていたということです。

調べに対し、容疑を否認したり認否を留保したりしているということです。

警視庁は、事前に取り引きをして相手を信頼させたうえで、大量のたばこをだまし取ったとみて、詳しく調べています。

NHK 2023年7月27日 12時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230727/k10014143821000.html
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