サッカー2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会のアジア2次予選の組み合わせ抽選が27日に
マレーシアのクアラルンプールで行われ、8大会連続の本大会出場を目指す日本はシリア、北朝鮮とともにB組に入った。
これに1次予選のミャンマー―マカオの勝者が同組に加わる。

今年11月から来年6月にかけて4チームが9組に分かれてホームアンドアウェー方式で対戦。各組2位までが最終予選に進む。
世界ランキング20位の日本にとって勝ち抜け当然の2次予選だが、北朝鮮は同115位とはいえ厄介だ。
日本は12年ぶりに北朝鮮で試合を行うことになる。

前回はザックジャパン時代の2011年11月に岡崎慎司、中村憲剛、清武弘嗣、長谷部誠、内田篤人らが平壌に乗り込み
W杯アジア3次予選で対戦したが、すでに予選敗退が決まっていた北朝鮮に0―1と敗戦した。

入国審査に4時間、インスタント麺や携帯電話の没収も
この時は入国審査に4時間近くかかるなど、アウェーの洗礼があった。事前ではOKだったインスタントラーメンなどが没収された上に、
携帯電話やパソコンの北朝鮮への持ち込みが厳しく制限された。あれから12年。
今回選出が予想される中で、当時を知るメンバーはいない。

直近の対戦では2015年のE―1選手権の決勝ラウンド初戦(中国・武漢)で1―2と逆転負け。
17年の同選手権決勝ラウンド初戦(味スタ)は終了間際のゴールで1―0と辛勝しているが、海外の試合では勝っていない。

森保監督は「いよいよ予選が始まる。強いメンタリティーとチームワークを発揮して臨みたい」とコメントを発表したが、
北朝鮮が日本にだけは負けられないとゲリラ戦法で挑んでくることは間違いないだけに、大きな試練となりそうだ。

夕刊フジ 2023.7/28 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20230728-5CQ2VFBILNLLVKZSWWGO5W5YYU/

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