中国とインドが相手国に駐在する特派員の追放合戦を繰り広げていると、韓国紙が報じた。ヒマラヤ山脈からチベット高原にかけて約3800キロもの国境線で向かい合っている中印両国は国境問題でしばしば対立してきた。メディア戦争も、この国境紛争の延長線上にある。

朝鮮日報によると、米紙ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は5月30日、消息筋の話を引用して「インド政府が最後に残る中国国営新華社通信と中国中央テレビ(CCTV)特派員のビザ延長を拒否した」と伝えた。WSJによると、インドの記者2人もビザを取り消され、中国に入ることができず、もう1人が中国当局からビザ取り消しの通知を受けた。

記者の追放は、もともと中国の「お家芸」。2020年には米国の記者13人を大々的に追放した。オーストラリアとの関係が悪化したときは、中国の情報当局が乗り出して連絡してくるという手法で圧力を加え、身辺に脅威を感じた豪メディアの特派員らが次々と中国を離れるように仕向けた。そんな中国が今度は国境紛争の相手、インドに手ひどくやられているわけだ。

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Record China 2023年7月29日(土) 6時0分
https://www.recordchina.co.jp/b917921-s25-c100-d0059.html