韓国 きょうのニュース(8月11日)
◇「韓国建国」巡る論争 尹大統領が解放記念日演説で立場表明へ
尹錫悦大統領は就任後2回目となる15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の演説で、韓国に自由民主主義を根付かせた連続的な闘争の歴史から過去を振り返らなければならないという立場を表明し、韓国建国の時期を巡る保守派と革新派の論争の終息を図る見通しだ。大統領室の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「歴史を個別の事件の断絶した破片と理解すれば歴史認識が衝突する」として「尹大統領は歴史を一つの過程とする見方だ」と述べた。保守派の一部が1948年の大韓民国政府樹立を建国と見なすのに対し、革新派は1919年樹立の大韓民国臨時政府を受け継いだものと主張している。