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ソウル市内を流れる清渓川の黄鶴橋近くで、数百匹の魚が集団で死んでいるのが見つかった。
ソウル市とソウル施設公団は1日、原因を調査すると明らかにした。

 ソウル施設公団によると、7月31日午後5時50分ごろ、同公団の職員が清渓川の黄鶴橋近くで魚が集団で死んでいるのを見つけた。
死んだ魚は既に回収し、ほかに不審な点は見当たらなかったという。

【写真】大雨で増水した清渓川
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 ソウル施設公団の関係者は「昨日の日中、ソウル中心部で降った突然の豪雨の影響で、
下水管から清渓川に下水の一部が流れ込んだとみている」として、外部機関に依頼して正確な原因調査を実施すると説明した。

 清渓川で魚が集団死したのは今回が初めてではない。ソウル市によると、
清渓川を復元(2005年10月)した翌年の06年6月に初めて魚が集団で死んでいるのが見つかり、
17年9月までに5回の集団死が発生した。
15年8月に魚が集団死した際には、ソウル市は「15分当たり3ミリの雨が降ると清渓川の水門が自動で開放されるため、
清渓川散策路にあった汚染物質が川に流入した」と説明していた。

 ソウルなど韓国の中部地方には先月30、31日の二日間にわたってゲリラ豪雨に襲われた。
30日夕方に豪雨警報が出された首都圏の一部地域は1時間当たり70ミリの豪雨に見舞われ、
31日には光化門などソウル中心部でも豪雨があった。

アン・ジュンヒョン記者
記事入力 : 2023/08/01 19:12
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