時事通信が4〜7日に実施した8月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比4.2ポイント減の26.6%だった。

 3カ月連続の下落で、5カ月ぶりに政権維持の「危険水域」とされる2割台に転落。岸田内閣で最低だった今年1月(26.5%)に匹敵する数字となった。

 不支持率は同8.1ポイント増の47.4%で、政権発足以来最高を記録した。マイナンバーカードを巡り、個人情報のひも付け誤りや個人情報漏えいなどのトラブルが相次いでいることなどが影響したとみられる。

 マイナカードのトラブル対応で「岸田文雄首相が指導力を発揮していると思うか」と尋ねたところ、「発揮していない」が69.0%に上り、「発揮している」の8.3%を大きく上回った。「どちらとも言えない・分からない」は22.7%。

 河野太郎デジタル相の対応に関しては「評価しない」が52.5%に達し、「評価する」は18.2%。「どちらとも言えない・分からない」は29.3%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」が13.1%で最多。「首相を信頼する」5.1%、「首相の属する党を支持している」4.6%と続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」(28.8%)、「政策がだめ」(21.4%)、「首相を信頼できない」(17.2%)の順に多かった。

はい退陣水準
ジャンボリーネトウヨおじさんまた敗北