震災から少し経った後、
官憲で精査のうえ

「不逞鮮人については三々五々群を成して放火を遂行、
また未遂の事件もなきにあらずも、
既に軍隊の警備が完成に近づきつつあるので、
最早決して恐るる所はない。
出所不明の流言蜚語に迷はされて、軽挙妄動をなすが如きは
考慮するが肝要だ」

と発表。
「朝鮮人暴動」の存在を肯定するも
流言が含まれる旨の発表が行われた。